キッズ・ジュニア「めざせ180°開脚」

こどものストレッチ

キッズ・ジュニア こどものストレッチ(1)「めざせ180°開脚」

テレビやインターネットで、器械体操や新体操の選手が座って足を真横に180°(ど)以上開くのを見たことはある?
180°通りこして一回転させてたり!?
びっくりするけど、キレイだよね。
バレリーナやダンサーもそう。すごく柔らかい。
ちなみに、太って大きいお相撲さんたちも体が柔らかくて、足も180°開けるんだよ!
他にも、スポーツ選手には体が柔らかい人が多いらしい。
なんでだと思う?

じつは、体が柔らかいってことは、関節の動く範囲が広いってことだそうです。

体が柔らかいと一般的にケガもしにくく、スポーツでいい結果を出せたりするようです。
たとえばサッカーやバスケットボールで、背骨がしなやかだと相手をかわす動きもスムーズにできる。
テニスやバレーボールでサーブを打つ時、野球でピッチャーが投球する時に、体がバネのようにしなって見えるよね。
それも柔軟な肩や背中をしているからだ。

股関節の動く範囲を最大限に広げれば、足360°ぐるりも夢じゃない。
アスリートを目指すなら(とくに体操やフィギュアスケートとかダンサーとか)、最大限を目標にするのもいいね。

とはいえ、普通の生活では、最大限まで柔らかくする必要はないから安心してね。

だけど、かた〜い体はなんとかしたい。
キミはどう? 柔らかい?
この記事を書いてるボクは全然ダメ。せいぜい半分の90°開くのがやっとかな(汗)
でも、こんなボクでもいつか180°開脚ができる時がくるかも知れない! もちろん努力は惜しまない…つもり。

そんなわけで、どうしたら180°開脚ができるようになるのか、
ストレッチ&バレエ講師の柳澤 舞(やなぎさわまい)先生に聞いてみました。

ズバリ、180°開脚のコツは?


柳澤舞先生
柳澤舞先生

1. おしりの骨が床に当たるような感じで座る。
2. 背中はまっすぐに。
3. 筋肉を伸ばしているときは、呼吸を止めない。
4. ゆっくりと時間をかける。
5. 毎日続ける。

ということです。
もう少しくわしく聞いてみました。

足を開いてお尻の骨で座る

こどものストレッチまずは足を開いて、座ろう。腰をぐっと、背中が丸くならないように、お腹を前にグッと出して、お尻の骨がとがっているところが床に当たるように座ろう。

そのまま40秒キープ

こどものストレッチ足を開いて座れたら、40秒間はそのままキープしよう!

かかととお尻が一直線になるように

こどものストレッチその後は、かかととお尻がまっすぐになるようにお尻を持ち上げて、体の重さでゆっくり足を開いていこう。


詳しくは下のムービーを見てね!

舞先生のおすすめは「ながらストレッチ」。
足を開いたまま、テレビを見たり、マンガを読んだり、他のことをやりながらゆっくり時間をかけてストレッチをすれば、つらくないので毎日つづけられるんだって!
やってみる?

まさに”名は体を表す”舞先生へのメッセージや質問があったら、下のフォームから送ってね!!

質問&メッセージフォーム